成瀬整骨院ブログ
1類感染症、ペストについて
2014年8月11日 09:13
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。1類感染症、ペストについて以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
1類感染症
ペスト
Plague
松本哲哉 東京医科大学病院・感染制御部部長
病態と診断
ペストはペスト菌(Yersinia pestis)の感染によって起こる疾患である。ペスト菌は主にマウス、ラットなどのげっ歯類が保菌し、ノミを介してヒトに感染する。以前は黒死病としておそれられていたが、わが国では大正15年(1926年)の報告以降、新たなペスト患者の発生はみられていない。ただし、世界的にはアフリカを中心として、現在でも年間2、3千人程度の患者が発生している。なお、ペストは感染症法で1類感染症に指定されている。
病態
ペストは、腺ペスト、敗血症ペスト、肺ペストの3つの病型に大別され、腺ペストがその大半を占めている。
1.腺ペスト ペスト菌を保有したノミに咬まれると傷口から感染を起こしやすい。菌の侵入部位から局所リンパ節にペスト菌が移行し、リンパ節は化膿性変化を起こし腫大する。さらに菌が脾臓、肝臓、骨髄など他臓器に行こうし、重症化すると敗血症を起こす。症状としては、発熱(39℃以上)、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、倦怠感などが現れ、腫脹リンパ節は自発痛や圧痛を伴う。
2.敗血症ペスト 本病型ではリンパ節主張などの局所症状を示さず、敗血症に移行する。意識レベルの低下、四肢末端部の壊死、紫斑などが現れ、播種性血管内凝固症候群(DIC)やショックを伴い、数日以内に死亡することが多い。
3.肺ペスト 腺ペストや敗血症ペストの経過中に肺炎として発症する。バイオテロなどではペスト菌をエアゾルとして吸入する状況が想定される。頭痛、嘔吐、高熱などの症状とともに呼吸困難や血痰を訴え、肺炎は急速に進行し重篤な状態に陥りやすい。
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