成瀬整骨院ブログ
2類感染症、ポリオ(急性灰白髄炎)について
2014年8月15日 09:28
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。2類感染症、ポリオ(急性灰白髄炎)について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
2類感染症
ポリオ(急性灰白髄炎)
Poliomyelitis
春田挙恒夫 神戸市医療センター中央市民病院・小児科・感染症科部長(兵庫)
ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによる弛緩性麻痺を主症状とする疾患である。わが国では1960年代に大流行があったが、経口ワクチンの導入により激減し、1981年以降は野生株は検出されていない。以後はワクチン株による麻痺がまれにみられ、400万人あたり1例の頻度で発生している。
病態と診断
ポリオウイルスはエンテロウイルス属に含まれ、1-3型がある。感染経路は感染患者の糞便中のウイルスが手指などを介して接触者に感染するいわゆる糞口感染が主で、まれに発症早期から咽頭から飛沫感染する例も存在する。潜伏期間は7-14日で、ウイルスは咽頭や腸管で増殖後血行性に脊髄前角細胞へ到達し、弛緩性麻痺を発症する。しかし感染者の90-95%は不顕性感染である。微熱や咽頭痛などの上気道炎症状が4-8%にみられる。上気道炎症状回復後の無菌性髄膜炎が1-5%に存在する。急性弛緩性麻痺は0.1-2%(1%%以下)とされている。
診断は臨床症状と糞便、咽頭粘膜からウイルスの検出、あるいはペア血清による中和抗体価の上昇である。髄液検査ではごく軽度の細胞増多と蛋白増加がある。血液検査では特異的な所見はない。
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