成瀬整骨院ブログ
4類感染症、オウム病の治療方針について
2014年8月30日 11:02
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、オウム病の治療方針について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
オウム病
Psittacosis
渡邊 彰 東北大学加齢医学研究所教授・抗感染症薬開発研究部門
治療方針
感染したC.psittaciは細胞内に移行しやすいので、細胞内移行の不良なβ-ラクタム系薬やアミノ配糖体系薬は原則無効である。第1選択薬はテトラサイクリン系薬であり、第2選択薬はケトライド系薬を含むマクロライド系薬とニューキノロン系薬である。幼小児や妊婦、授乳婦ではマクロライド系薬を投与する。本症が確定、もしくは強く疑われる例では比較的長め(10-14日間)に投与する。
軽症例(外来管理可能例)
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)ミノマイシン錠(100mg)1回100mg 2錠 分2 10-14日間
2)クラリス錠(200mg)2錠 分2 10-14日間
3)ケテック錠(300mg)2錠 分1 朝 7日間
4)ジスロマック錠(250mg)2錠 分1 朝 3日間
5)ジェニナック錠(200mg)2錠 分1 朝 10-14日間
中等症-重症例(入院管理必要例)
処方例
ミノマイシン注(100mg)1回100mg 1日2回 点滴静注 10-14日間
改善が早期に得られたら、上記の経口薬に切り替えてもよい。
患者説明のポイント
・オウム病という名称だが、オウムより他の鳥が感染源となることが多い。
・飼っている鳥が感染源として疑われるときは、鳥や排泄物への対処について獣医師や保健所に相談することが望ましい。
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