成瀬整骨院ブログ
4類感染症、デング熱、デング出血熱について 1/3
2014年9月 8日 12:14
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、デング熱、デング出血熱について以下参考として引用します。1/3
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
デング熱、デング出血熱
dengue fever,dengue hemorrhagic fever
大西健児 東京都立墨東病院・感染症科部長
病態と診断
病態
1.デング熱 デング熱はデングウイルスの感染症で、熱帯や亜熱帯地域に分布し、デングウイルスを保有する蚊がヒトを吸血する際にヒトに感染する。デング熱の主要媒介蚊はネッタイシマカであるが、ヒトスジシマカは日本にも分布する。蚊の唾液中に含まれるデングウイルスは、蚊がヒトを吸血した際に毛細血管内部あるいは毛細血管の周囲組織へ侵入する。その後、所属リンパ節や血管周囲組織のマクロファージ・単球系で増殖すると推定するされている。
デング熱の潜伏期は2-15日(3-8日が多い)で主症状は発熱であり、発熱以外の症状として頭痛、眼後部痛、関節痛、腰部痛がある。発熱は5-7日間続き、発熱出現後3-4日位に発疹がみられることもある。デングウイルスに感染すれば免疫を獲得し、以降はその血清型のデングウイルスには感染しない。しかし、他の型のデングウイルスには感染する。
2.デング出血熱 一部のデング熱患者で発熱出現2-7日後に、デング出血熱といわれる状態になり、発汗、四肢の冷汗、皮下の点状出血や鼻出血などがみられる。さらに、胸水や腹水が貯留することがあり、精神的に不安状態や興奮状態となることがある。これらは血管壁の透過性亢進に基づく血漿漏出による循環血液量の減少および出血傾向に起因する症状である。血漿漏出が進行するとさらに循環血液量が減少し、ショック状態となる。この状態をデングショック症候群という。デング出血熱の発症機序は解明されておらず、以前に感染したものとが別の型のデングウイルスに感染した場合に発症するとする考えがある。この場合、再感染によってサイトカインの過剰産生が生じ、それがデング出血熱を引き起こす原因であろうとし推測されている。
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