成瀬整骨院ブログ
4類感染症、 ボレリア感染症(回帰熱、ライム病)について 2/2
2014年9月 1日 11:13
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、 ボレリア感染症(回帰熱、ライム病)について以下参考として引用します。2/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
ボレリア感染症(回帰熱、ライム病)
borreliosis(relapsing fever and Lyme disease)
栁原克紀 長崎大学病院教師・検査部
ライム病
病態と診断
ライム病は新興感染症の1つで、日本をはじめ北米や欧州など先進諸国で患者が認められるマダニ媒介感染症である。わが国での主要病原体は、Borrelia gariniiであり、中部以北の地域で認められる人畜共通感染症である。本感染症は、感染初期(stage I)にはマダニ刺咬部を中心に遊走性紅斑(erythema migrans)が認められている(限局感染)。播種性期( stage II)になると、本菌は血行性に全身性へと広がる。これに伴い、二次性遊走性紅斑、発熱、関節痛、頭痛などの神経症状ならびに全身倦怠感などを呈するようになる。感染から数か月-数年を経て慢性期(stage III:持続感染)に移行し、慢性関節炎、慢性脳髄膜炎などが認められるようになる。血清抗体価やBSK培地(国立感染症研究所に常備)を用いた培養で、診断される。
治療方針
感染初期( stage I )では、経口薬で治療するが、 stage IIや IIIでは注射薬が必要となることが多い。
stage I
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)ミノマイシン錠(100mg)2錠 分2 朝・夕 14日間
2)クラリス錠(200mg)2錠 分2 朝・夕 14日間
3)サワシリンカプセル(250mg)6カプセル 分3 朝・昼・夕 14日間
stage IIまたは III
処方例
ロセフィン注 1回2g 1日1回 14-28日間
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