成瀬整骨院ブログ
4類感染症、ブルセラ症の病態と診断について
2014年9月14日 12:26
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、ブルセラ症の病態と診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
ブルセラ症
brucellosis
高橋弘毅 札幌医科大学教授・内科学部3講座
病態と診断
不明熱の原因疾患の1つであり、感染症法4類に分類される人畜共通感染症である。起炎菌にはブルセラ属菌のBrucella melitensis(ヒツジ、ヤギ)、B.abortus(ウシ)、B.suis(ブタ)、B.canis(イヌ)の4種類がある。現在日本での発生は皆無に等しいため、鑑別診断に浮かびにくい。中近東、インド、地中海地域、中央・南アメリカなど好発地域への渡航歴があれば疑ってみる。上記地域での家畜との接触歴、非加工乳製品の摂取歴があればさらに疑わしい。潜伏期間は2-3週間であり、診断後直ちに届け出の義務がある。
高熱期と平熱期が交互にみられる波状熱を特徴とする。臨床症状は悪寒戦慄と発汗、全身倦怠感、体重減少に加え、病変が泌尿・生殖器、骨・関節、肝脾、肺・胸膜、心血管、神経・眼など多臓器に生じ多彩である。髄膜炎、心内膜炎、心筋炎、DIC(播種性血管内凝固症候群)など重篤な合併症を呈することがある。慢性例では1年以上の経過を伴うことがあり、慢性疲労性症候群との鑑別が必要である。
確定診断は血液、骨髄などの組織検体から菌を検出する。ただし、通常の細菌検査に使用される選択培地では分離できないことがある。非選択性液体培地を用いる。また、遅育性のため最低4週間の長期培養を必要とする。その他に試験管凝集試験等の血清診断を用いる。
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