成瀬整骨院ブログ
4類感染症、レジオネラ症(在郷軍人症)について
2014年9月18日 16:51
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、レジオネラ症(在郷軍人症)について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
レジオネラ症(在郷軍人症)
legionellosis(Legionnaires'disease)
比嘉 太 琉球大学大学院講師・感染病態制御学講座分子病態感染症学分野
病態と感染
レジオネラは元来土壌細菌の1つであるが、人工の水環境中にも広く分布し、ビル冷却塔水、給湯系、(循環式)入浴施設などが本菌によって高度に汚染され感染源となりうる。これまでも徹底的な感染源対策が実施されてきたが、近年に本におけるレジオネラ症の報告が急激に増加している。背景には診断法の進歩とともに、今なお困難な感染源制御があるものと推測される。
レジオネラ症の潜伏期間は2-10日間で、突然の高熱や呼吸器症状で発症する。ポンティアック熱は突熱、頭痛、筋肉痛などの症状を呈するが、一般に重症化しない病態を指す。多くのレジオネラ症は肺炎型(在郷軍人病)として判断される。肺炎型の臨床症状に疾患特有のものはないが、消化器症状、中枢神経症状、CRP高値、低ナトリウム血症、などを認めることが多い。胸部X線像では大葉性肺炎や多発性病変を呈することが多く、ときに胸水の合併が認められる。急速に進行する肺炎例やβラクタム系薬が無効例では本症を鑑別診断に挙げ、診断と治療を進める。
本症の診断には、①臨床検体からの菌の分離培養、②レジオネラ菌体あるいは特異的DNAの検出、③血清抗体価測定(ペア血清を用いることが望ましい)、④尿中抗原検査、が用いられる。特に、レジオネラ菌の分離培養が診断のゴールドスタンダードである。免疫クロマトグラフィによる尿中抗原検査は簡便かつ特異的で有効性が高く、近年汎用されている。ただし、レジオネラ症全体の1/3を占めるといわれるLegionella pneumophila血清群1以外のレジオネラ症は検出できない点に留意する。
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