成瀬整骨院ブログ
4類感染症、Q熱について
2014年9月 2日 11:22
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。4類感染症、Q熱について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
4類感染症
Q熱
Q fever
高橋 洋 坂総合病院・呼吸器科長(宮城)
病態と診断
Q熱とは、偏性細胞内寄生菌であるCoxiella burnetiiのヒトへの感染に起因する人獣共通感染症である。ウシ、ヒツジなど家畜からの感染例が多いが、潜伏的な保菌動物は多彩であり、都市型の発症例ではイヌ、ネコ、ハトなどが感染源となる。感染経路は保菌動物由来の分泌物や排泄物の経気道吸入が中心となる。
急性Q熱は、曝露後1-3週間の潜伏期に続いて発症し、インフルエンザ様の上気道炎や気管支炎、肺炎、肝炎、不明熱などの多彩な病像を呈する。曝露後の発症率は50%であり、残りの50%は不顕性感染にとどまる。急性期には高熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛などの症状を呈し、検査所見上はしばしば一過性の肝機能障害が認められる。急性Q熱症例のうち、一部は心内膜炎などの病像を呈して治療抵抗性な慢性Q熱に移行する可能性があるが、国内ではいまだ典型例は報告されていない。
関節蛍光抗体法による血清抗体価測定が本症の標準的診断法となる。ペア血清でIgG抗体価の有意上昇を確認するのが確実であるが、抗体価の上昇には1-2か月かかる場合が多い。抗体検査は保険適用外であるが、疑わしい症例に関しては検査会社を介して外注、あるいは国内の研究施設、地域の衛生研究所などに依頼することも可能である。
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