成瀬整骨院ブログ
5類感染症-全数把握、梅毒について 3/3
2014年9月26日 17:26
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。5類感染症-全数把握、梅毒について以下参考として引用します。3/3
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
5類感染症-全数把握
梅毒
syphilis
松本哲郎 産業医科大学教授・泌尿器科
治療方針
ペニシリンを第1選択とし、経口合成ペニシリン系薬を内服させる。投与期間は、第1期は2-4週間、第2期では4-8週間、第3期では 8-12週間とする。無症侯性梅毒での投与期間は、感染時期を推定し、その期の梅毒に準じる。感染後1年以上経過している場合や、感染時期の不明な場合は、8-12週間とする。
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)サワシリンカプセル(250mg)6カプセル 分3
ペニシリン・アレルギーの場合、2)を用いる。
2)ミノマイシン錠(100mg)2錠 分2
妊婦の場合、3)を用いる。
3)アセチルスピラマイシン錠(200mg)6錠 分6
患者説明のポイント
・治療開始直後、発熱、全身倦怠感、悪寒、頭痛、発疹などを症状とするJarisch-Herxheimer現象がみられることがあるので、患者に説明しておく。
・梅毒と同時にHIVの抗体検査を行うよう説明する。
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