成瀬整骨院ブログ
5類感染症-全数把握、VRE感染症について
2014年9月30日 17:41
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。5類感染症-全数把握、VRE感染症について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
5類感染症-全数把握
VRE感染症
vancomycin-resistant enterococcal infection
宮崎修一 東邦大学准教授・微生物・感染症学講座
病態と診断
病態
腸球菌(enterococci)は少なくとも21種類に分類されるが、臨床材料から分離される主要菌種はEnterococcus faecalisとEnterococcus faeciumであり、それぞれ臨床分離腸球菌全体の約80%と約15%を占める。腸球菌による感染症として、尿路感染、腹腔内感染症、骨盤内感染症、心内膜炎、肺炎などが報告されている。
臨床分離E.faecalisの90%以上の株はアンピシリン(ABPC)に感性であり、本菌種による感染症治療の選択肢であるが、E,faeciumはABPCに耐性である。腸球菌は日和見病原菌の中でも病原性が比較的弱い。しかし、腸球菌に有効なバンコマイシン(VCM)に耐性を獲得した変異株による感染症はVRE感染症(vancomycin-resistant enterococcal infection)とよばれ、大規模な病院感染を起こした事例も散見される。このVREには耐性遺伝子の表現型でVanA、VanB、VanC、VanD、VanEおよびVanGがあるが、現在臨床的に問題となっているのはVanA型とVanB型がほとんどである。これら2つの形のVREはともにVCMに耐性で、VanA型はテイコプラニン(TEIC)にも耐性であり、VanB型の多くの株はTEICに感性である。これら2つの型の耐性遺伝子は伝達可能であり、感染対策を講じる必要がある。
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