成瀬整骨院ブログ
5類感染症-全数把握、風疹の診断について
2014年10月 4日 09:43
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。5類感染症-全数把握、風疹の診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
5類感染症-全数把握
風疹
rubella(German measles)
菅谷憲夫 けいゆう病院・小児科部長(神奈川)
診断
enzyme immunoassay(EIA)による風疹特異IgM抗体の検出によるが、偽陰性、偽陽性があることに注意する。また、EIAやHI(hemagglutination inhibition)法により、4倍以上の上昇を認めた場合は感染の証拠となる。
鑑別診断として、軽症の麻疹、伝染性紅斑、アデノウイルスなどの種々のウイルス感染による発疹症などがある。
先天性風疹症候群(CRS:congenital rubella syndrome)
妊娠早期の風疹感染により、高率に発生する。神経性難聴、網膜症、白内障、動脈管開在、神経遅滞などがみられる。診断は、新生児期の風疹特異IgM抗体の検出による。CRS患児では、ウイルス排泄は1年以上続き、周囲への感染源となる。
CRS予防のために、妊娠前の風疹抗体検査が重要である。罹患歴やワクチン接種歴が不明の場合は、抗体検査が必要である。陰性のとき、ワクチン接種を実施し、3か月間は避妊する。妊娠中の風疹ワクチン接種は禁忌である。抗体陰性の妊婦が、風疹患者と接触したときは、効果は不確実であるが、ヒト免疫グロブリンを投与する場合もある。
ワクチン
麻疹と風疹の混合ワクチンであるMRワクチンの接種は、1期(生後12か月から24か月まで)と2期(5歳から7歳未満で小学校入学前)が実施されている。2008年度からは、MRワクチンを用いて、中学1年性と高校3年生に対する追加免疫が始まった。成人女性の接種には、妊娠していないことを確認して実施する。
治療
風疹ウイルスに対する特異的治療法はなく、対症療法となる。重症の血小板減少性紫斑病では、ステロイドや免疫グロブリン療法の適応となる。
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