成瀬整骨院ブログ
5類感染症-定点把握、インフルエンザについて
2014年10月 7日 10:09
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。5類感染症-定点把握、インフルエンザについて以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
5類感染症-定点把握
インフルエンザ
influenza
田中裕士 札幌医科大学准教授・第3内科
病態と診断
季節流行性インフルエンザは、潜伏期は1-2日であり、突然の発熱、38℃以上の発熱、上気道炎症状(頭痛、鼻汁、鼻閉)、全身症状(倦怠感、筋肉・関節痛)が特徴である。潜伏期から発症5日後までは感染性がある飛沫感染で伝播する。ウイルスは鼻腔と咽頭で増殖し、気道上皮に付着し活性化され、ノイラミニダーゼを介したシアル酸の剥離により肺胞上皮にも付着する。迅速診断キットで、A・B型両方に有効であるノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)が中心であるが、妊娠と授乳者では投与を避ける。A型用のアマンタジンは耐性率が高く使用しない。しかし、2008-2009年にはAソ連型に対して、本邦でも欧米に続きほとんどがタミフル耐性となった。異常言動出現のため、10歳代に対して抗インフルエンザ薬は投与してはいけないが、やむなく投与した場合には開始後2日間は1人にしないことである。しかし、無治療や服薬前にも異常言動が出現しており、感染自体によるものかもしれない。解熱鎮痛薬では、ボルタレン、ボンタール、バファリン(アスピリン)などβ酸化を起こす薬剤は脳症、ライ症候群を起こす危険性があり、特に小児科領域では投与しない。
処方例 下記のいずれかを用いる。なお、1歳以上の小児に対しては2)を、5歳以上の小児に対しては3)を用いる。
1)タミフルカプセル(75mg)2カプセル 分2 5日間
2)タミフルドライシロップ(3%)4mg/kg(成分量として)分2 5日間
3)リレンザ吸入(5mg/ブリスター)1回10mg 1日2回吸入 5日間
解熱薬として
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)カロナール錠(200mg)6錠 分3
2)アンヒバ座剤(50・100・200mg)乳児・幼児・小児 1回10-15mg/kg 発熱時頓用
二次性細菌性肺炎合併時
処方例 上記A、Bの処方に追加して下記のいずれかを用いる。
1)クラリス錠(200mg)2錠 分2
2)ジェ二ナック錠(200mg)2錠 分1
予防投与
処方例
1)タミフルカプセル(75mg)1カプセル 分1 7-10日間
2)リレンザ吸入(5mg/ブリスター)1回10mg 1日1回吸入 10日間
服薬指導・薬剤情報 北村正樹
・リレンザ使用に際しては、吸入手技の優劣が左右する可能性があり、患者やその家族に対して、専門の吸入器(ディスクヘラー)の使用方法について、添付されている使用説明書を用いて十分理解できるまで説明を行う必要がある。
・症状が軽くなっても、指示された期間は確実に服用するよう指導する。
・粉が飲みにくい幼小児にタミフルドライシロップを服用させるには、子どもの好物であるチョコアイス、ヨーグルト、オレンジジュースなどに用時懸濁し直後に服用させる方法があることを保護者に指導する。ただし、本薬は、ミックスフルーツ味がついている成分自体は非常に苦いので水に溶解して作りおきしないように指導する。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の骨盤矯正なら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
お電話の際に「ホームページを見た」とお伝え下さい。
当院への質問等ございましたら下記メールアドレスまでお願いいたします。
メールアドレス:carenaruse@yahoo.co.jp
■コメントする