成瀬整骨院ブログ

5類感染症-定点把握、百日咳の治療方針について

2014年10月14日 11:04

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-定点把握、百日咳の治療方針について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-定点把握
百日咳
pertussis(whooping cough)
桑原正雄 県立広島病院・院長

治療方針
 百日咳菌に対する抗菌薬療法、咳嗽・呼吸困難などの対症療法および感染拡大防止対策を行うが、百日咳としての正確な診断のうえ、病期、重症度、感染伝播を考慮して治療方針を考える。
治療
 カタル期は抗菌薬が有効である。この時期は百日咳の診断は容易ではないが、周囲の百日咳患者からの感染が疑われれば、抗菌薬を積極的に投与する。痙咳期では抗菌薬の効果は少なくなるが、周囲への伝播を防ぐためにたいしてコデインリン酸塩やβ2刺激薬、時にはステロイドを投与するがあまり効果は期待できない。
1.外来患者の場合 マクラロイド系抗菌薬が第1選択薬となり、以下のいずれかを投与する。
a.小児
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)エリスロシンドライシロップ 40-50mg/kg(力価)分4 14日間(再排菌を防ぐため14日間投与)
2)クラリスドライシロップ 10-15mg/kg(力価)分2 7日間
3)ジスロマック細粒 10mg/kg(力価)分1 3日間
b.成人
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)エリスロシン錠(200mg)4錠 分4 14日間(再排菌を防ぐために14日間投与)
2)クラリス錠(200mg)2錠 分2 7日間
3)ジスロマック錠(250mg)2錠 分1 3日間
2.入院患者の場合 小児では入院することがあり、抗菌薬が有効になるまで隔離する。重症になると、γグロブリン注射、人工呼吸管理が必要になる。
処方例 小児に対して下記1)と必要におうじて2)を用いる。
1)ペントシリン注 1日100mg/kgを3回に分けて点滴静注 7日間
2)献血ベニロン-Ⅰ注 1回50-150mg/kg 1日1回 点滴静注
予防
 百日咳菌の伝播力は強く、免疫のない濃厚接触者では80%は罹患するとされている。親から新生児・早期乳児への伝播、集団生活での伝播を防ぐためには、上記のマクラロイド系抗菌薬を治療用量で使用する。



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