成瀬整骨院ブログ
■ 最近のブログ記事
■ 2018年12月
2014年5月26日 16:24
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患の関連法規について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
中毒性疾患 最近の動向
中谷壽男 関西医科大学教授・救急医学科
関連法規
従来から、芸能界やスポーツ選手に大麻の吸引が散見され、逮捕される例があとを絶たなかったが、2008年後半には大学生の間で大麻を栽培し、あるいは密売し、購入して吸引し、逮捕される例が続出した。麻薬及び向精神薬取締法(麻薬取締法)は医師、薬剤師ななどを対象として麻薬および向精神薬の取り扱いを定めたものであるが、大麻の所持、栽培、譲渡などに関しては農家がかかわることが多いため、麻薬取締法とは別側の大麻取締法で規制されている。これは、無免許の大麻取り扱いを禁止する法律であり、大麻中毒患者の取り扱いについては麻薬および向精神薬取締法が定める。
保険適用・診療報酬
シアンおよびシアン化合物による中毒を適応として、ヒドロキソコバラミンの凍結乾燥製剤、生理食塩液、輸液のセットがシアノキット注射用セットとして2007年9月に新たな保険適応の承認を受け、2008年3月に販売開始された。シアンおよびシアン化合物による中毒に対しては、従来から亜硝酸アミルの吸入、チオ硫酸ナトリウムの点滴静注、および、自家調剤による亜硝酸ナトリウムの注射が行われてきたが、これらにヒドロキソコバラミン投与が加わったことになる。
平成20年度診療報酬改定における主要改定項目について報告された中医協総-8-2(2008年1月30日)によると、「DPCに係る制度運用の改善」として診断群分類の見直しがなされ、MDC16(外傷・熱傷・中毒・精神・その他)をMDC16(外傷・熱傷・中毒)、MDC17(精神疾患)およびMDC18(その他)に分割することになった。
また、「療養病床から転換した介護老人保健施設における医療の充実」として、療養病床から転換した介護老人保健施設の入居者が急性増悪し、療養病床から転換した介護老人保健施設の医師が対応できず、かつ医師による直接の処置などが必要と判断され、それに対し併設保険医療機関の医師が往診した場合に、緊急時施設治療管理料が加算できることとなった。対象となる患者の病態については、介護保険における緊急時治療管理と同等とするとされ、その他薬物中毒等で重篤なもの、が記載されている。なお、患者1人につき1日1回、月4回まで算定できる。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の変形性膝関節症なら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
2014年5月25日 16:08
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患のガイドラインについて以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
中毒性疾患 最近の動向
中谷壽男 関西医科大学教授・救急医学科
ガイドライン
日本中毒学会学術委員会にて急性中毒の標準治療が定められた。中毒治療の総論として、強制利尿、血液浄化法、消化管除染(胃洗浄、活性炭、緩下剤、腸洗浄)、体温管理、呼吸管理、けいれん対策、循環管理について標準治療としてまとめ上げたものである。その主要部分については、本書にも数年にわった学術委員会の委員に執筆を依頼して原則を提供してきたところである。それらの中で"従来の"、あるいは"昔の"中毒治療の"標準"とは随分異なる点が出てきているので、この標準治療の中から、"古い常識"からの変更点だけを以下に紹介する。
胃洗浄は、気道内への誤嚥や食道・胃の損傷などの重大な合併症を起こしうるので、基本的には服用1時間以内に実施する。活性炭はほとんどの中毒で投与を推奨されていて、その効果が再確認され、繰り返し投与も勧められている。活性炭の投与を遅らせないためにも、胃洗浄が省略される傾向にある。緩下剤は、活性炭と結合した中毒起因物質の排泄を促進するために、活性炭とともに使用することが推奨されている。強制利尿は、理論的に有効性が期待できる物質は非常に少なく、ごく一部(バルビタール、サリチル酸など)を除いては、脱水の補正以上の効果は疑問視されている。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の骨盤矯正なら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
2014年5月24日 16:06
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患の治療について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
中毒性疾患 最近の動向
中谷壽男 関西医科大学教授・救急医学科
治療
薬物療法
DPC(diagnosis procedure combination:診断群分類)による包括評価を導入する病院が増えるにつれて、病院経営上、仕入れ価格の安い後発医療品を扱う病院が大幅に増えた。それとともに中毒治療に用いる非特異的治療薬(例えば循環器用薬や抗菌薬)には数多くの後発医療品が承認されているが、特異的な拮抗薬・解毒薬については、現時点では後発品による乱用は起きていない。
治療機器
硫化水素中毒事件が続発した中で、大阪市消防曲の消防隊員が、安価で効果の高い簡易型ガス除去装置を開発した。除去装置は、衣装ケース・金属網・特殊な活性炭(硫化水素のうち硫黄分を吸着する)・送風機を組み合わせ、手作りで1万円程度と安価であり、かつ現場で効果を上げて注目されている。
クロールピクリンを服用した患者が、収容先の病院の外来で嘔吐したため、医師、看護師など、治療にあたっていた病院の職員のみならず、外来患者までもが二次災害を受ける事故が某救急病院で発生した。このことから市販の閉鎖式胃洗浄回路が注目されている。これは、洗浄液の注入と排液を同時に行いうるもので、また閉鎖回路として排液を回収できるために、患者の胃内容から発生するガスによる二次災害の発生を防止できる。
注目の臨床試験
中毒治療の臨床試験ではにが、かつて中毒事件で注目された薬剤が新たな効能について認可申請を目指して以下の臨床試験を行っている。
1.サリドマイド 1950-1960年代に睡眠・鎮静薬として市販され、服用した妊婦に奇形児が誕生したため販売が禁止された。最近、骨髄腫への有効性が報告され、多発性骨髄腫の治療薬としての承認を目指している。
2.キノホルム かつて整腸剤として広く市販されたが、SMON(subacute myelo-optico neuropathy:亜急性脊髄視神経末梢神経障害)の原因であることがわかり、1970年に製造が中止された。しかし、薬物の作用機序からアルツハイマー病に有効であることが発表され、現在、臨床試験が進められている。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の腰痛なら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
2014年5月23日 16:04
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患の診断基準、診断法について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
中毒性疾患 最近の動向
中谷壽男 関西医科大学教授・救急医学科
疾患
中毒性疾患としては、相変わらずインターネットを介して簡単に自殺方法を伝播するため、仲間を募って、特に練炭を使用してのCO中毒自殺があとを絶たない。最近、これに加えて特筆すべきは、硫化水素の致死的濃度の発生方法が詳細にインターネットで紹介されたことから、硫化水素を発生させての自殺が急増し、自殺者のみにとどまらず、近隣住民にも巻き添えの被災者を出す事件が相次いだ。
経口的な中毒としては、主に中国産の食品によるメタミドホス、ジクロルボスによる有機リン中毒に伴う消化管症状、メラニン混入乳製品による乳幼児の尿路結石などが報じられた。
国内では輸入事故米の違法な食用転用により、酒類製造にカビの生えた事故米が混入された事件が発生したが、現時点で健康被害は報じられてはいない。
診断基準
薬物中毒の診断基準は改訂時期などに関しては、特記すべきものはない。
診断法
トライエージDOAが普及し、中毒患者の診断に広く用いられるようになっている。ただし、麻薬関連薬物の検出において、一部に偽陽性が生じる可能性があり、診断に当たっては配慮が必要である。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の肩こりなら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
2014年5月22日 15:58
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
中毒性疾患 最近の動向
中谷壽男 関西医科大学教授・救急医学科
病態と診断
学会での主なトピックス
第30回日本中毒学会は、2008年7月に和歌山市において開催された。和歌山市はヒ素カレー混入事件からちょうど10年に当たることから、メインテーマは「集団中毒に対する危機管理体制―和歌山ヒ素カレー混入事件後の現状と課題」とされた。同テーマのシンポジウムが開催されるとともに、「ヒ素と健康影響の話題」と題して山内博(北里大学教授・公衆衛生学)による特別講演がなされ、われわれが食しているヒジキに含まれるヒ素についても警鐘を鳴らされた。
また、本学会では「特別緊急報告」と鉻打って、"中国製冷凍餃子中毒事件"に関する報告がなされた。これは2008年1月に発覚した、中国の食品製造会社が製造し、わが国に輸入された餃子冷凍食品により、日本にて農薬中毒が発生した問題を取り上げたものである。日本社会は2、3年前から、製品の表示と異なるまがい物の混入、賞味期限表示の貼りかえによる期限切れ食品の再出荷や提供、食品の産地偽装、とりわけ外国産を国産と偽ったり、各産地の商品であるように偽表示する事件などが相次ぎ、食への信頼が揺らいでいた。そのような中、中国からの輸入加工食品、農産物におけるメラミドホスなどの農薬混入や、蛋白濃度偽装のためにメラニンを混入した乳製品など、食の安全が脅かされる事件が頻発していたために、学会においても多くの関心を集めた。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の変形性膝関節症なら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備