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2014年5月11日 12:01
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋内圧降下療法について以下参考として引用します。5/5
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋内圧降下療法
Treatment of increased intracranial pressure
濱邊祐一 都立墨東病院・救命救急センター部長
外減圧術・内減圧術
保存的に制御不能な、虚血や外傷による脳浮腫に起因する頭蓋内圧の亢進に対して、外減圧術(減圧開頭、硬膜形成)や、内減圧術(挫滅脳・沈黙野切除)が行われる。
その他
上記の方法でも、頭蓋内圧がコントロールできない場合に、以下のような療法が試みられる。
1.バルビツレート療法 脳代謝を抑制することで脳血流量減少をもたらし、頭蓋内圧を下降させるバルビツレートを用いる。
処方例
ラボナール注 2-10mg/kgを単回静注し、その後は1-6mg/kg/時を持続静注
バルビツレートは、呼吸・循環抑制をきたすため、実施にあたっては、厳重な呼吸・循環管理が必要である。
2.脳低体温療法 鎮静・筋弛緩下(人工呼吸管理下)にて、脳温を32-34℃に保つことで、頭蓋内圧を下降させることが期待できるが、その詳細に関しては、統一された見解がいまだ出されていない。実施にたっては、バルビツレート療法同様に、厳重な患者管理を必要とする。
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2014年5月10日 11:59
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋内圧降下療法について以下参考として引用します。4/5
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋内圧降下療法
Treatment of increased intracranial pressure
濱邊祐一 都立墨東病院・救命救急センター部長
頭蓋内うっ血の軽減
静脈洞血栓症に対しては、ウロキナーゼなどを用いた血栓溶解術や、抗血小板薬、抗凝固薬などの投与を行う。
緊張性気胸やうっ血性心不全、あるいは陽圧人工呼吸管理に伴う胸腔内圧(中心静脈圧)の上昇に起因する場合は、胸腔ドレナージや利尿薬の投与などを行う。
動揺の意味において、ICPをコントロールするうえで患者の頭部を挙上しておくことが有用であり、15-30度の頭位挙上が推奨されている。その際、頭部からの静脈還流が阻害されないよう、頸部の過伸展や過屈曲には注意する。
髄液ドレナージ
髄液の賛成量増加や吸収障害、あるいは脳室内の通過障害などに起因する髄液腔の体積増大(交通性、非交通性水頭症)に起因するのであれば、腰椎(脊髄くも膜下腔)ドレナージや脳室ドレナージなどの適切な髄液排出を実施する。
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2014年5月 9日 11:58
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋内圧降下療法について以下参考として引用します。3/5
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋内圧降下療法
Treatment of increased intracranial pressure
濱邊祐一 都立墨東病院・救命救急センター部長
脳浮腫の軽減
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)10%グリセロール注 1回200-500mL 1日1-2回500mLあたり2-3時間かけて点滴静注、緊急時は1回500mLを30分間で点滴静注
2)20%マンニットール注 1回5-15mL/kg(D-マンニトールとして1.0-3.0g/kg)速度100mL/3-10分で点滴静注 最大1日量1,000mL(200g)まで
いずれの場合も、投与終了後のリバウンド現象や、脱水、電解質異常の出現には留意する。また、脳腫瘍周囲の脳浮腫に対しては、副腎皮質ステロイドの投与が有効であるとされている。
呼吸障害、循環動態の是正
脳障害に肺炎や肺挫傷などが合併し、あるいは意識障害に伴う呼吸障害(気道閉塞、換気抑制)が認められ、低酸素血症(PaCO2 50mmHg未満)や高炭素ガス血症(PaCO2 40mmHg超)が生じると、脳血流量の増加が惹起され、ICP上昇の原因となる。
酸素投与や、要すれば気管挿管などによる気道確保・人工呼吸管理を行い、十分な酸素化と、至適なPaCO2(30-35mmHg)を維持するように努める。
また、遷延する低血圧(ショック状態)や高血圧は、脳浮腫の拡大や脳血流量の増大を招くので、循環動態を早期に正常化させておく。
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2014年5月 8日 11:56
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋内圧降下療法について以下参考として引用します。2/5
今日の治療方針
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総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋内圧降下療法
Treatment of increased intracranial pressure
濱邊祐一 都立墨東病院・救命救急センター部長
頭蓋内圧亢進
ICPの値が15mmHg(200mmH2O)を超えている場合、頭蓋内圧の亢進があるという。
頭蓋内圧の亢進は、血腫や腫瘍などの占拠性病変の出現の他に、脳炎・低酸素血症・外傷・虚血・代謝異常などによる脳浮腫、高血圧や血流ガス異常による脳血流量の増加、脳静脈洞血栓症や胸腔内圧上昇による頭蓋内うっ血、あるいは、髄流量の増加や髄液の通過障害などによってもたらされる。
ICPが20mmHgを超え、あるいは平均動脈圧-ICPで表される脳灌流圧(cerebral perfusion pressure:CPP)が60mmHgを切ってくる場合には、脳ヘルニアへの進行や、脳虚血により不可逆的な障害が惹起される可能性があり、そうした致死的状態への移行を回避するために、ICPの上昇を抑え、あるいは降下させることが求められる。
治療方針
頭蓋内圧亢進症状の出現や、連続モニターによってICPの上昇が認められたとき、画像検査等によりその原因を検索し、それに応じた頭蓋内圧コントロールを迅速に行うことが重要である。基本的には、頭蓋内圧亢進に至った原因を除去することが、頭蓋内圧コントロールの第一の方法である。
占拠性病変の除去、摘出
頭蓋内圧亢進の原因が、血腫や腫瘍によるものであれば、それらの除去術や摘出術を行う。
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2014年5月 7日 11:26
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋内圧降下療法について以下参考として引用します。1/5
今日の治療方針
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総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋内圧降下療法
Treatment of increased intracranial pressure
濱邊祐一 都立墨東病院・救命救急センター部長
病態と診断
頭蓋内圧とは
成上の頭蓋内には、脳実質、血管床および髄液腔があり、例えば血腫や腫瘍などの占拠性病変が生じると、当初は、血管床や髄液腔の体積が減じることで、頭蓋内圧(intracranial pressure:ICP)を正常に保とうとする。しかし、血管床や髄液腔による緩衝可能域を超えて病変の体積が増大していくと、ICPは上昇することになる。
このICPは、脳室または脊髄くも膜下腔より導出された髄液圧によって示されるもので、一般的に、側臥位での腰椎穿刺によって測定される。その正常値は、側臥位での測定で、成人の場合5-10mmHg(70-140mmH2O)とされ、小児では3-7mmHgである。
集中治療領域などでICPを連続的にモニターする必要がある場合、脳室カテーテルにトランスデューサーを接続して測定する方法や、脳室内、脳実質内あるいは硬膜下腔などにカテーテルチップ・トランスデューサーを直接挿入・留置し測定する方法が用いられている。
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