成瀬整骨院ブログ

■ 2018年12月

一次救命処置(BLS)―成人について 3/4

2014年2月 3日 18:21

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


一次救命処置(BLS)―成人について以下参考として引用します。3/4


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

一次救命処置(BLS)―成人
Basic life support(NLS)―adult
小池大介 東京医科大学病院・救急医学

心肺蘇生の実施 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせをAED装着、二次救命処置ができる人に引き継ぐまで、あるいは傷病者が嫌がるなど動き出すまで繰り返す。胸骨圧迫中断の時間は最小限(10秒以内)、5サイクル、2分を目処に抗体する。蘇生しても、呼吸が不十分なら人工呼吸のみを続け、十分な呼吸があれば回復体位にする。
AEDの使用 AEDが届いたらまず、電源を入れ、その後は音声の指示に従う。電極パッドを貼る前に胸部を確認する。水で濡れていたら拭く、経皮薬剤があれば除去して拭く、埋め込み型ペースメーカや除細動器があればそこから2-3cm以上離れた部位に貼る。胸毛が多く電極パッドが密着しない場合には除毛する。いずれの場合も胸骨圧迫の中断時間は10秒以内にする。AEDの解析時や放電時には周囲の人に離れるように勧告する。これは誤解析防止と周囲の救助者の安全確保のためである。心電図解析で心室細動なら音声に従い除細動ボタンを押す。除細動が不要な場合や除細動後は、確認などせずに直ちに胸骨圧迫を再開する。



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一次救命処置(BLS)―成人について 2/4

2014年2月 2日 18:19

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


一次救命処置(BLS)―成人について以下参考として引用します。2/4


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

一次救命処置(BLS)―成人
Basic life support(NLS)―adult
小池大介 東京医科大学病院・救急医学


呼吸確認 気道確保した状態で傷病者の口元に頬を近づけ胸部を見ながら、①胸の呼吸運動、②呼吸の音、③呼気の流れ、を確認する。これら見て、聞いて、感じて、という一連の動作を10秒以内で行う。呼吸がなければ心肺停止と考えて蘇生を開始する。死戦期呼吸など普段どおりの呼吸でない場合も"呼吸なし"と判断し蘇生を開始する。医療従事者、日常的に蘇生をする者は、頸動脈で脈拍の確認をしてもよいが、これによって蘇生の開始が遅れないようにする。つまり、意識確認で反応がなく、呼吸がなければ、まず胸骨圧迫を行い、傷病者が嫌がるなど動き出せば止めるのでかまわない。
人工呼吸 呼吸がなければ人工呼吸を行う。フェイスシールドやポケットマスクなどの感染防御具を、院内ならバッグバルブマスクを使用する。気道を確保しつつ、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまむ。大きく口をあけて傷病者の口を覆い、息をゆっくりと約1秒かけて2回、胸が軽く膨らむ程度(500-800mL)吹き込む。人工呼吸ができない、十分に胸が挙上しない場合には、次の胸骨圧迫のみでかまわない。
胸骨圧迫 引き続いて胸骨圧迫を行う。胸の真ん中(左右の乳頭を結ぶ線の中点)を、肘をまっすぐ伸ばして上半身の体重をかけて、胸骨が4-5cm沈むまで強く圧迫し、1回圧迫するたびに完全に力を抜き、1分間に100回の速さで30回圧迫する。



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一次救命処置(BLS)―成人について 1/4

2014年2月 1日 18:17

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


一次救命処置(BLS)―成人について以下参考として引用します。1/4


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

一次救命処置(BLS)―成人
Basic life support(NLS)―adult
小池大介 東京医科大学病院・救急医学

概念とガイドライン
 心肺停止あるいはそれが切迫している場合の救命には、①応援や資器材の手配、②質の高い心肺蘇生、③電気的除細動、④二次救命処置など高度な医療、の4つが迅速に継続して行われることが重要で、これを救命の連鎖という。一次救命処置(BLS:basic life support)は、前述①-③の要素に気道異物除去を包括する概念である。わが国でも国際的なガイドラインに基づき日本版救急蘇生ガイドラインが策定されるようになった。
一次救命処置の手順
状況評価 倒れている傷病者を発見したら、まず周囲の安全を確認し、感染防御する(スタンダードプレコーションに準ずる)。
意識確認 声をかけながら傷病者に近づき、肩を、頸椎が動揺しない程度に軽く叩いて反応をみる。
応援要請 周囲の人に大きな声で助けを求め、119番通報(院内救急コール)とAED(automated external defibrillator:自動体外式除細動器)を依頼する。
気道確保 傷病者の側方で、片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本顎先を持ち上げる(頭部後屈顎先挙上法)。外傷などで頸椎損傷が疑われる場合は、傷病者の頭側に位置して両手で顔を挟み、これが動かないように固定する。その後、指を使って下顎のみを上方に挙上する(下顎挙上法)。




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心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について 2/2

2014年1月31日 17:41

こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。


心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について以下参考として引用します。2/2


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

心肺蘇生・循環系の緊急措置
病院外心停止例の治療
Out-of-hospital cardiac arrest(OHCA)
高平修二 埼玉医科大学国際医療センター講師・救命救急科

迅速な二次救命処置(early advanced care)
 二次救命処置では心肺停止の原因を速やかに検索しつつ、必要に応じて確実な気道確保や薬剤投与、外科的処置などを実施しなければならない。認定救急救命士は気管挿管に加え、2006年からアドレナリン静脈内投与が可能となったため救命率向上が期待されているが、医師の具体的指示が必要であるため各MC(medical control)協議会は地域の実情に見合ったプロトコールを策定する必要がある。
小児の病院外心肺停止
 小児の心肺停止原因で最たるものは窒息であり、適切な人工呼吸は効果が期待できる。窒息を強く疑ったらEMSへの通報よりも先に有効な人工呼吸を伴ったCPRを実施するべきである。
今後の課題
 市民による心肺蘇生法の質を上げるには、繰り返し教育を行うことが重要であり、義務教育や高等学校、大学、専門学校などにおける教育基盤を確立し、さらに社会人になってからも継続して教育を受ける機会を与えなければならない。また、PADに対してはデータを素早く回収し、消防、医療機関、MC協議会で検証・保管しておくこと、病院前救護における救急救命処置拡大や医師現場派遣などには法改正を含めて検証し、システムを再構築することが重要な課題といえる。




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心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について 1/2

2014年1月30日 17:38

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について以下参考として引用します。1/2


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

心肺蘇生・循環系の緊急措置
病院外心停止例の治療
Out-of-hospital cardiac arrest(OHCA)
高平修二 埼玉医科大学国際医療センター講師・救命救急科

 病院以外心肺停止例における治療が"救命の連鎖(chain of survival)"である迅速な①通報、②心肺蘇生開始、③除細動、④二次救命処置への移行、の4つの鎖が繋がって初めて成立する。
迅速な通報(early access and get the AED)
 人が倒れている、あるいは人が倒れるのを目撃したら、直ちにEMS(emergency medical service)に通報し、同時にAED(automated external defibrillator)を入手する努力をする。携帯電話を用いた通報は場所の特定が難しいため、目標となる建物や交差点名などを的確に伝えることが求められる。
迅速な心肺蘇生法(early CPR)
 緊急通報から救急隊現場到着までの時間は全国平均約7分であり、この間は居合わせた市民(bystander)により心肺蘇生法(CPR:cardiopulmonary resuscitation)が実施されなければならない。CPRを迅速に開始すれば除細動が1分遅れるごとの救命率低下を3-5%にとどめることが可能である。日本では院外心肺蘇生例の39.2%に市民によるCPRが実施されていると報告されているが、大切なことは良質なCPRが実施されることである。良質なCPRとは、"正しく絶え間ない胸骨圧迫"であり、市民教育では内容を可能な限り簡略化し、"早期に、正しい、絶え間ない胸骨圧迫"が実施できるよう指導する必要がある。
迅速な除細動(early defibrillation)
 目撃された心肺停止の70-80%は心室細動であると報告されている一方で、除細動が1分遅れるごとに救命率が7-10%低下するため、いかに早く除細動を実施するかが決めてとなる。病院外においては傷病者発見から5分以内の除細動が推奨されており、AEDを用いた市民による除細動(PAD:public access defibrillation)を普及しなければならない。除細動実施後は直ちに2分間の良質なCCPRを実施し、その後、循環の徴候(息、咳、動き)を確認し、効果がなければ救急隊が到着するまで良質なCPRとAEDの使用を続けることが求められる。



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